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学科について

マテリアルは社会を変える

ジュラルミンという軽量で強い金属材料の開発によって飛行機が安全に。
耐熱合金の開発のおかげでジェットエンジンが実用化され、カーボンファイバーの開発は、環境により優しい燃費の良い旅客機を実現させました。
科学技術を進歩させ、世界を変える根底には、常にマテリアル、素材があります。
液晶パネル、リチウムイオンバッテリー、トランジスターなどの数多くのマテリアルが開発されたことで、今、私たちが毎日便利に使っているスマートフォンが実現しました。
ロケットや電気自動車、太陽光発電……。
マテリアル、素材が、地球に優しく、より豊かな社会を支えています。

ナノスケールからマクロなシステムまで、価値の創出

材料工学・化学工学を軸に、物質・材料のナノスケールの規模から、製造・生産といったマクロなシステムまでを一つの体系として捉え、マテリアル工学にかかわる価値の創出をめざします。(マテリアル工学科紹介Movie)

マルチスケールの発想力

論理的思考力と創造力を養い、総合的視点にたって環境、資源、エネルギー問題などの社会的課題を克服する能力を培う学習・ 研究をおこないます。 これにより、頑健な基礎知識をベースとしてマテリアル工学をマルチスケールで俯瞰できる能力を備え、基盤的および先端的 なマテリアルの設計と計測・解析、プロセスと創製、それらを活かすことのできるシステムを創出するために工学的合理性と 信念をもって自発的に取り組める人材を育成していきます。

特徴

・物理と化学を主体とする学問領域が融合するため、物理と化学、どちらも効率的に学ぶことができます。
・4 年次に上がるタイミングで、物理寄り、化学寄りの研究室を選択するため、得意分野や進路の見極めに充分な時間をかけることができます。
・将来への可能性が拡大します。材料系・化学系は広範な産業分野を有していますが、両者が融合することで、社会へ旅立つための選択肢がさらに大きく拡がります。

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