私たちは、“マテリアル” を共通の言葉として、基礎となる物理・化学・数学を学び、社会で応用できる専門知識を、講義・演習・実験を通して “自由自在に使える武器” として習得し、そして、未来を支える人材の育成を目指します。
この目標のために、材料工学分野と化学工学分野の教員を融合させた新しい学科、「マテリアル工学科」を創り上げました。さらに、マテリアルの深淵を探求でき、その魅力をより一層理解し、高い専門性を学ぶために、「材料デザイン工学専攻」、「物質プロセス工学専攻」、「化学システム工学専攻」の三つの専攻を設置しました。この三つの専攻は、それぞれに専門性の高い分野を目指しますが、互いに連携し、一つの専攻群として、みなさんをマテリアルの世界へと誘います。

“工学” 、これは社会に貢献しうる学問、であると我々は考えます。
社会をより豊かに、安心して、永続的に発展させていくためには、研究で培った英知を具体的な “物” として、世に送り出すことが必要です。
私たちは、この理念を念頭に、教育、そして、先端研究に取り組んでいきます。

地球環境、資源、素材から実用までを包括的に取り扱った、新しいコンセプト、この夢を実現するために。